「整体については、なんとなく分かってきたような気がするけど、結局どんな症状なら治療できるの?」という疑問がでてくることでしょう。確かに手を使った治療法といってもさまざまあり、違いや特徴も分かりにくいですね。そこで、ここでは、整体院ではどんな症状に対応できるのか?についてみていきたいと思います。
肩こり
デスクワークに付きものの肩こり、社会人だけでなく最近では中学・高校を受験するために過密なスケジュールをこなす子供たちにも悩みの種となっているようです。この肩こり、ひどくなると頭痛や吐き気などほかの症状の原因にもなる厄介な症状ですが、病院でも完治させることはできません。肩こりは肩の血の巡りが滞りがちになることで疲労物質が蓄積し、筋肉がさらに疲労するという負のスパイラルです。肩の血液循環を整えるには体のバランス全体を調える必要があり、骨格の歪みや筋肉を正常な状態に戻すことで根本的な治療をすることができます。それに適しているのは整体であり肩こりに有効な治療法といわれています。
自律神経失調症
病気未満という意味の「未病」という言葉がピッタリと当てはまる自立神経失調症は、だるさや便秘・微熱など特に病気でもないのに不調が現れます。感情面でもイライラや焦りを感じるといった症状が当てはまります。自立神経のバランスが崩れることで起こる不調ですが、原因がわからないことも多くつらい症状といえます。対策としては規則正しい生活を送る・過度のストレスを避けるといったことも大切ですが整体では、体全体を調整することで症状を和らげることができます。体のバランスの崩れで無意識に感じていたストレスを和らげることが症状の緩和に繋がるため、整体では呼吸法や内臓の調整、骨格矯正を行います。
どんな時に整体が必要なの?
骨が折れている、靭帯を損傷している、内臓系の病気であるといった場合はまずは病院を受診しましょう。整体では文字通り「体を整える」ことで治療を行います。西洋医学のようにピンポイントに絞って治療するというよりは、全体を整えることで不調を和らげるといったイメージがあっていますね。骨格や筋肉を調整することで体を整え、体が本来持っている自然治癒力を引き出します。体はさまざまな器官が集まった精密機械のような精巧さを持っており、柔軟性はありますが歪みがでることで不調につながります。早めに整えていくことで予防することも可能で、特に不調のない方でも定期的にメンテナンスにこられる患者さんも多くいらっしゃいます。